「なんかステキだな」って思う人、いるよね?
いますいます!
特別美人ってわけじゃないんだけど、なんか憧れちゃうんですよね
なんだそれ?モノをくれるとか?
あ!それも「ステキ要素」の一つと言えるかも…
要するに、ステキな人って、「ゆとり」があるんですよね。
それでは、今回の書き起こしです。
感想もお待ちしてます。
「けっきょく、よはく。」という本が売れているそうです。
余白、というからにはデザインの本、なのですが、実は「余白」って奥深くて。
ー以下、本の説明から抜粋
しゅっとした、洗練された、オシャレなデザインは
読みやすく情報が整理され、余白をうまく使いこなしています。
つまり、
余白があるから、情報が引き立ち、
余白があるから、洗練して見える!
とも言えます。
そして、余白を上手に使ったレイアウトは洗練された印象を与えます。
「余白を作ること」を意識すれば
誰でも今より一歩垢抜けた、オシャレなデザインができる!
ー抜粋ここまで
ね、これはもう、デザイナーだけでなく、我々のようなパワースポットを生み出す人間にとっても、「余白」をうまく使いこなすことの大切さが想像できますよね。
今日は、そんな「余白」について、私なりに感じることをお話ししたいと思います。
一般的なデザインにおいて「余白」というものは、「空きスペース」のことを指します。
この「空きスペース」って、紙ベースの2次元であれば「文字などのない真っ白なスペース」のこと。3次元で例えると「適度に空間のある収納」だったり「本棚にある隙間」だったり、はたまた4次元で例えると「空白の2時間」とか「予定のないフリータイム」とかっていう表現ができます。
要は「ゆとり」のことなんですよ。
心のゆとりがある人って、魅力的じゃないですか。お金にゆとりがある人って、行動にゆとりがある人って、器や経験値にゆとりがある人って…人間的に見て、魅力的です。
それってつまり、洗練されているから、なんですよね。最近流行りの言葉で表現するならば、「シュッとしてる」ってやつです。
この、「シュッとしてる」という状態は「幸せ」な状態とイコールだと、私は思うのです。
幸せな時って、心にゆとり、ありますよね。
来月の旅行の計画を立てている時、幸せでしょ。いつもと違う非日常空間を思い浮かべて、仕事の予定のないスケジュール帳を眺めながら、旅先でどんなアクティビティを楽しむのか。そんな妄想を膨らませるのは、4次元の「余白」を楽しんでいる瞬間とも言えるのです。
だからこそ、私たちは、日常の中に「余白」を作り出すことで、「幸せ感度」が高まるんです。
じゃあ、どうやって「余白」を作り出すのか。
・時間:早起き、スケジューリング
・心:コミュニケーション、ストレス軽減
・お金:断捨離(ものだけでなく収支管理という意味でも)
・行動:優先順位、リラックスタイム
それぞれが重なり合っているので、きっちりと分類できるわけではないのですが、こんなことを意識しながら日々過ごすことで、「シュッとした」毎日をすごせるようになります。
最後に、先日私の身に起こった余白による「幸せ体験」をシェアしたいと思います。
それは、人生最大の「大渋滞」に巻き込まれた時のこと。
夫が誘ってくれた温泉旅行からの帰り道での出来事でした。
その日は、関東では珍しく雪が降りました。雪に弱い関東地方の交通事情なので、少しでも雪が積もると大渋滞を引き起こすのですが、この日は異常でした。例年よりも早い段階での高速道路、バイパスの通行止め、まだ雪が降っていない場所(西湘バイパスなど)まで通行止めになっていたので、一般道の渋滞たるや!
通常2時間もあれば帰宅できる舞鶴からの帰路が、なんと10時間かかりました。
同じ神奈川県内の移動で10時間ですよ。後から思うと気が狂いそうです。
それなのに、わたしたち夫婦は、口喧嘩はおろかイライラさえせずに、車中穏やかに和やかに過ごしていたんです。
その秘訣こそ、「余白」なんですよ。
渋滞、しかもピタッと止まってしまう、最悪な状態のアレで一番気になるのって、なんでしょうね?
そう、「トイレ」です。
外は小雨、コンビニは見当たらない。車は止まったまま動かない。
男性だったら、なんとかできるかもしれませんが、我々女性にとってのトイレ問題は、最重要事項です。
幸い、反対車線は動いていたので、私たちは、来た道を戻ることにしました。コンビニを探しながら。
すると、一番最初に見つかったのは、ドラッグストア。
トイレを借りながら私は、以前知人が話していた話を思い出したのです。
その方はこう言いました。
「私、用心深いの。飛行機に乗る時は、もしかしたらハイジャックに遭うかもしれないじゃない?だから介護用のパンツを履いて乗るのよ」と。
聞いた時に私は、「いや、そんなことまず起こらないでしょ」と思ったのですが、彼女は「でも気圧が安定しない時って、お手洗い使えなくなるじゃない?」って言い出して、それには納得してたんです。
ただでさえ非常事態で心がストレス状態にさらされるわけですから、一つでも不安要素は消し去ったほうがいい。
その方の言う通りだと思いました。
そして、今回、そのアドバイス通り、私は介護用のパッドを買ったのです(パンツは勇気出ませんでした笑)。
この判断は大正解で、パッドがあるという安心感から始終穏やかな気持ちでいられたし、なんなら「最悪は戻って宿探してもいいよね」なんて夫が言い始めたことで、全くイライラせず、開き直れましたね。
きっと、トイレの安心感が欠けていたら、こうはいかなかったと思います。
お互いにイライラをぶつけ合って、しまいには
「なんでこんな日に温泉に行くなんて言ったのよ」とか、
喧嘩になってたかも。
なので、本当に心のゆとり、余白って大事なんですよ。
ぜひ、あなたの日常にも「余白」作り出してみてくださいね。
それでは、今週もあなたのいる場所がパワースポットになりますように、ゴキゲンに過ごしていきましょう。