さくら
さくら

実は以前、娘が友達から「お前の母さんサイコパスだな」って言われてたらしいの

しろ
しろ
さくら
さくら

まあまあ、聞いてみてよ


ということで、今日はこちらの音声をお聞きください。

音声?めんどくせーな
文字起こししてくれよ

くろ
くろ


はいはい。
文章がお好きな方は、こちらから読んでいただけます。


先日参加していた勉強会でのこと。

ある方がブランディングについての相談をしてたんですよ。
聞きながら私、思ったんです。「私には尖ったものがないな」って。

思えば昔から、”その他大勢”の中にいると安心で、だけどどこかで”目立ちたい”という欲求もあって。どっちが本当の自分なのかよくわからなかったけど、今思えば、目立ちたいのも目立ちたくないのも、どちらも私、なんですよね。何言ってるのかわからないですね笑

とにかく、その他大勢でいる選択をしつつも”個性的である”ことへのこだわりは捨てきれずに生きてきたのが、私だということです。

 

そんな自分で、特に困ることなく40年以上生きてきたわけですが、ある時、困っちゃったんですよ。

どんな時に困ったのか、っていうと「情報発信」を始めた時です。
今から8年くらい前のことになります。

「さくらみゆきでないといけない理由」だの、「ブランディングをしましょう」だの、考えなきゃいけないわけ。

色々考えても、元々「多数決を取ったら多数派になるものを自然に選んでしまう私」なわけだし、ブランディングしようにも誰かの二番煎じみたいなことしか思いつかなくて。そんなこんなでぐるぐる悩みまくってる時に、ある方から「多数派だと言うことはある意味長所と言えますよ」って言っていただいて、すごーくホッとしたんです。でもどこかで、つまんないな、とも思ったかな。

で、それからは「多数派」のご意見番的な立ち位置で、さまざまな方からコメントを求められることが増えてきたので、やはり私のウリは「多数派」だと言うことなのかな、と思って今までやってきてます。

でもさ、「多数派」ってことは”その他大勢”に埋もれてしまう、ってことでしょ。情報コンテンツを販売する身としては、やっぱりなんか、尖ったものが欲しいわけですよ。

そこで、冒頭の勉強会の話に戻るわけです。「ブランディング」について別の方が相談してるのを聞きながら、「どんな風に見られたいかなぁ〜」なんて考えてたら、突然矛先がこちらに向いてきたんですね。「さくらさんは、笑顔で悪気もなく切れ味のいいことを時々言う」って笑

日頃から「爽やかに、清々しく、思ったことをハッキリ言う人」でありたいな、と思って生きてるので、この言葉は嬉しかったですね。と同時に「サイコパス」と言うワードも出てきて( ̄▽ ̄;)

そう言えば昔、娘が高校生の頃に友達から「お前の母さんサイコパスだな」って言われてたのを思い出しました。

ちょうどその頃、情報発信ビジネスを介して出会った人たちとドバイに行ったり、Podcastを始めたり、VTuberチャンネルを立ち上げたりしてたので、普通の母親とは違うイメージを持たれていたようです。

でも私、娘の友達から言われた「お前の母さんサイコパスだな」って言う言葉に、喜びを感じてたんですよね笑

それまで「普通」「多数派」「その他大勢」と、完全マジョリティ要素しかなかった私にとって、「サイコパス」という完全マイノリティ要素が加わったわけですから、喜びでしかないんですよ。

で、まあ何が言いたかっていうと、あまりにも普通すぎて個別化、とかブランディングとかに困ったときは、自分の中のサイコパスな部分に着目すればいい、ということです。「その他大勢」に分類されることが多い人であっても、ある分野においては、というかある行動においては「少数派」もしくは「自分だけ」であるところが、きっとあるはずなんです。そこに着目してそこに「専門性」を見出していけば、「その他大勢」でありながらも「専門家」とか「達人」とかになれるんですね。私の場合で言うと、「一般的な常識を持ちつつも、みんなが言えずに我慢していることを小気味よく言い放つ達人」みたいな感じですかね。まあ、メルマガやってる主婦なんて少数派ですから、この時点でサイコパス要素満載でしょう笑

というわけで、あなたがもしもブランディングに悩んでぐるぐるしてるのだとしたら、今回のお話が少しでもお役に立てたら嬉しいです。