さくら
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7月19日から土用入りとなります。7月も後半、未の月も後半となってきました。今回は明日から始まる土用についてお話ししたいと思います。

スーパーなどでも、うなぎがたくさん売られていますね。夏の土用、丑の日といえばうなぎということで、セットものとして私たち日本人の文化になっています。

土用とは何か

そもそも夏の土用について、毎回土用の度にこの話をしているのですが、土用というのは春夏秋冬すべてにあります。たまたま夏の土用の期間が未の月にあたるわけです。

夏は火のエネルギーが盛んになっているので、その火を和らげるために、暦の上では未の真逆にある丑にまつわるうなぎを食べましょうということなのです。しかも、この丑というのが冬を表す十二支になりますので、夏の火のエネルギーを和らげてくれるわけです。

夏は火だと言いましたが、冬は逆に水なので、そういう意味でもうなぎはお水の中で生きている生き物なので理にかなっているということです。

土用期間の注意事項

土用というと、とかくうなぎを食べることしか考えないのですが、実は気にしなければいけないことが他にもあります。

この土用の期間(今年の場合は7月19日から8月6日まで)は、土公神という土の神様が司っている期間になります。そのため、土をいじることは厳禁なのです。神様がいる場所なので、いじってはいけません。

土をいじらないということは:

  • ガーデニング
  • 草取り(土から生えてくるため)
  • 土にまつわる工事(家を建てるなど)
  • 引っ越しや場所替え
  • 転職(土台を変えるような感覚で、土をいじることにつながる)

これらは避けた方がよいとされています。

土用の間日(まび)

とはいえ、土用は3週間近くあります。この3週間、雑草一切取れません、大工仕事できません、農作業できませんというのでは困ってしまいます。

そこで昔の人は、ちゃんとそのあたりも考えて「間日(まび)」という日を設けています。この間日には、土用の期間を司っている土公神が土から出てくると言われているので、この間日を目指して庭いじりや引っ越しなどをするとよいでしょう。

2025年夏土用の間日

  • 7月21日(月) 卯の日
  • 7月22日(火) 辰の日
  • 7月26日(土) 申の日
  • 8月2日(土) 卯の日
  • 8月3日(日) 辰の日

この5日間が間日ですので、庭いじりをしたい方はこの5日間を目指してやってみてください。

土用の丑の日

大事なことを言い忘れていました。丑の日がいつなのかという話です。

2025年夏の土用丑の日

  • 一の丑:7月19日(土)
  • 二の丑:7月31日(木)

この2回、うなぎを食べるチャンスがありますので、ぜひ召し上がってみてください。

うなぎ以外の「う」のつく食べ物

土用の丑の日にうなぎを食べるのは、夏の土用の気が高まっている時に、夏とは真逆にある冬の十二支である丑の日に「う」のつく食べ物を取り込むことで、夏の火の気を弱めようということです。

そのため、「う」のつく食べ物なら別にうなぎでなくてもよいのです。うどん、梅干し、ウリなどでも構いません。もともとうなぎは高級食材でしたから、日常的に庶民は食べることができませんでした。そこで、うどん、梅干し、ウリなどを食べて、皆さん夏の暑さをしのいでいたようです。

うなぎを食べる習慣の起源

土用丑の日に夏土用でうなぎを食べるようになったのは江戸時代からと言われています。これは発明家で有名な平賀源内さんが、うなぎ屋さんが夏は売上が落ちて困っていたということで、「じゃあ丑の日にかこつけて食べさせよう」ということで作られたキャッチコピーです。

そのキャッチコピーに踊らされているのが、もう100年以上経った今でも続いているので面白いですね。日本人は割とそういうキャンペーンのようなものに弱いのかなと思います。ハロウィンやバレンタインデーなども、商業的なプロモーションに踊らされている部分が大きくあると思います。

まとめ

まだ梅雨も明けたという話も聞きませんし、ちょっと雨が続きそうです。しかし、この後雨が上がった後には暑い日がやってきますので、ぜひ体力をつけて暑い夏を乗り切っていきましょう。

季節の変わり目ですし、夏の気がすごく高まっている時なので、くれぐれも体調管理に気をつけて体力をつけていきましょう。そのためにうなぎが推奨されているのです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。