「さくらさんの動き方は、自分と真逆にあるのでとても参考になる」
こんなことを、ある方から言われたのですが、
それをきっかけに今日のテーマについて喋ってみました。
今日のしつもん
「あなたが頼っているその人に、どんな価値を提供しますか?」
それでは、今回の書き起こしです。
感想もお待ちしてます。
先日、LP作成合宿に参加した際、同席した方から意外な言葉をかけられました。
「さくらさんの動き方は、自分と真逆にあるのでとても参考になる」
「どういうこと?」
と尋ねると、
「人を頼りながら前に進んでいるところ。僕はどうしても一人で頑張ってしまうから」
その瞬間、私はすかさず
「私、赤ちゃんの星なんで、人の力を借りることで運氣が上がるんです」
と切り返したのですが、
後から「ちょっと待てよ」と思い直しました。
もしかしたら、この私の行動って、ただの「甘え」なんじゃないのか?
私と関わっている人たちは、この「甘え」を心地よく思ってないんじゃないのか?
そこで、この行動のクセを持ちつつ、いかに人と関わっていくのが良いのかを考察してみました。
「甘えること」とは?
- 依存的な側面が強い
「甘える」とは、相手の好意や許容に乗っかる形で、自分の責任を軽減すること。
例えば、子どもが親に「疲れたから抱っこして」と言うように、相手の愛情や庇護を前提とした行為です。 - 心理的な安心を求める
甘えは、相手に対する情緒的なつながりの表現でもあります。
「愛されている」「受け入れられている」という確信があるからこそできるのです。 - 主に感情的なもの
目的は「何かを達成すること」ではなく、「安心すること」。
例えば「仕事の愚痴を聞いてもらう」「不機嫌な態度をとって構ってもらう」などが該当します。
「頼ること」とは?
- 能動的な関係の構築
「頼る」とは、相手の能力や知識を活かして、課題を解決しようとする行為。
例えば、「このプロジェクト、あなたの意見がほしい」「この仕事を手伝ってもらえる?」のように、相手の力を借りることで目的を果たそうとします。 - 相手の能力や信頼を前提とする
頼る場合、相手を「支え」とするが、それは一方的な依存ではありません。
相手の能力を信じ、その力を借りることで自分も前に進むのです。 - 目的志向が強い
頼ることは「目的を達成する手段」になります。
例えば「得意な人に相談する」「チームで仕事を分担する」などがこれにあたります。
何が違うのか?
甘えることと頼ることの違いを整理すると
目的:甘えは安心・愛情を求めること、頼るのは課題の解決・成果を得ること
主体性 :甘えは受け身的で相手に委ねる、頼るのは能動的で自分の意志で助けを求める
相手への期待 :甘えは無条件の受け入れ、頼るのは能力・知識・経験に基づく協力
関係性 :甘えは親密さや情緒的つながりに依存、頼るのは信頼や協力関係を築く
「甘えること」「頼ること」のバランスが大事
- 甘えすぎると…
依存心が強くなり、自立できなくなってしまいます。
また、相手に負担をかけ、人間関係が崩れることもあります。
- 頼れなさすぎると…
すべてを自分で抱え込み、ストレスが増えてしまいます。
効率が悪くなり、成長の機会を逃すことも少なくありません。
結論:「甘え」と「頼る」はどう使い分けるべき?
「甘え」は信頼関係の中で、心の休息として活用しましょう。
例えば、家族や親しい人に素直な感情を見せるといった場面です。
一方、「頼る」は、成長や目標達成のために戦略的に活用するのがいいでしょう。
仕事やスキル習得の場で、適切に助けを求めるなどがこれにあたります。
甘えは「心の充電」、頼ることは「前進の手段」と考えるといいかもしれません。
このバランスを意識することで、人間関係も自分自身の成長もスムーズになります。
家庭を幸せなパワースポットにするためにも、この「甘え」と「頼る」のバランスは大切です。
ぜひ皆さんも意識してみてくださいね。
