「さくらさんの動き方は、自分と真逆にあるのでとても参考になる」

こんなことを、ある方から言われたのですが、
それをきっかけに今日のテーマについて喋ってみました。

 

 

さくら
さくら

 


さくら
さくら

 

先日、LP作成合宿に参加した際、同席した方から意外な言葉をかけられました。

 

「さくらさんの動き方は、自分と真逆にあるのでとても参考になる」

 

「どういうこと?」

と尋ねると、

 

「人を頼りながら前に進んでいるところ。僕はどうしても一人で頑張ってしまうから」

 

その瞬間、私はすかさず

「私、赤ちゃんの星なんで、人の力を借りることで運氣が上がるんです」

と切り返したのですが、
後から「ちょっと待てよ」と思い直しました。

 

 

もしかしたら、この私の行動って、ただの「甘え」なんじゃないのか?
私と関わっている人たちは、この「甘え」を心地よく思ってないんじゃないのか?

そこで、この行動のクセを持ちつつ、いかに人と関わっていくのが良いのかを考察してみました。

 

 

「甘えること」とは?

  1. 依存的な側面が強い
    「甘える」とは、相手の好意や許容に乗っかる形で、自分の責任を軽減すること。
    例えば、子どもが親に「疲れたから抱っこして」と言うように、相手の愛情や庇護を前提とした行為です。
  2. 心理的な安心を求める
    甘えは、相手に対する情緒的なつながりの表現でもあります。
    「愛されている」「受け入れられている」という確信があるからこそできるのです。
  3. 主に感情的なもの
    目的は「何かを達成すること」ではなく、「安心すること」。
    例えば「仕事の愚痴を聞いてもらう」「不機嫌な態度をとって構ってもらう」などが該当します。

 

「頼ること」とは?

  1. 能動的な関係の構築
    「頼る」とは、相手の能力や知識を活かして、課題を解決しようとする行為。
    例えば、「このプロジェクト、あなたの意見がほしい」「この仕事を手伝ってもらえる?」のように、相手の力を借りることで目的を果たそうとします。
  2. 相手の能力や信頼を前提とする
    頼る場合、相手を「支え」とするが、それは一方的な依存ではありません。
    相手の能力を信じ、その力を借りることで自分も前に進むのです。
  3. 目的志向が強い
    頼ることは「目的を達成する手段」になります。
    例えば「得意な人に相談する」「チームで仕事を分担する」などがこれにあたります。

何が違うのか?

甘えることと頼ることの違いを整理すると

目的:甘えは安心・愛情を求めること、頼るのは課題の解決・成果を得ること

主体性 :甘えは受け身的で相手に委ねる、頼るのは能動的で自分の意志で助けを求める

相手への期待 :甘えは無条件の受け入れ、頼るのは能力・知識・経験に基づく協力

関係性 :甘えは親密さや情緒的つながりに依存、頼るのは信頼や協力関係を築く
 

「甘えること」「頼ること」のバランスが大事

  • 甘えすぎると…
    依存心が強くなり、自立できなくなってしまいます。
    また、相手に負担をかけ、人間関係が崩れることもあります。
     
  • 頼れなさすぎると…
    すべてを自分で抱え込み、ストレスが増えてしまいます。
    効率が悪くなり、成長の機会を逃すことも少なくありません。

 

結論:「甘え」と「頼る」はどう使い分けるべき?

「甘え」は信頼関係の中で、心の休息として活用しましょう。
例えば、家族や親しい人に素直な感情を見せるといった場面です。

一方、「頼る」は、成長や目標達成のために戦略的に活用するのがいいでしょう。
仕事やスキル習得の場で、適切に助けを求めるなどがこれにあたります。

甘えは「心の充電」、頼ることは「前進の手段」と考えるといいかもしれません。
このバランスを意識することで、人間関係も自分自身の成長もスムーズになります。

 

家庭を幸せなパワースポットにするためにも、この「甘え」と「頼る」のバランスは大切です。
ぜひ皆さんも意識してみてくださいね。