愛されるばかりが能じゃないだろう

これは、B’zの「HOME」という曲の歌詞ですが、
この歌詞が私に素晴らしい気づきを与えてくれたんです。

今回は、さくら家のLINEのやり取りも公開しちゃってます。

👇音声を聞きながら、書き起こしも要チェック👇


さくら
さくら

今日のしつもん

「余計なプライドを捨てて、その人にどんな言葉をかけますか?」

くろ
くろ
しろ
しろ

さくら
さくら

 

7月…夫がお中元を送る季節

気が利かない私に変わって、マメな夫が日頃お世話になった親類や知人にお中元を送ってくれます

 

今年も例に漏れず、私の知らないところで夫はせっせとお中元の発送をしていたようで

先日、叔母からお礼のLINEが届きました。

でもって、寝耳に水状態だった私は、仕事に出掛けてしまった夫に連絡をとり、こんなメッセージのやり取りをしながら、

※夫のLINE名を「稲葉浩志」にしているところについては、今回はスルーでお願いします笑

 

こんな気遣いのできる夫を誇らしく思っていました。

 

こういう、さりげない気遣い、我が夫ながら「なかなかやるじゃん」と。

そして、あえて私に言わずにやってた、ってところがポイント高し!って感じです。

 

この夫の行動、今に始まったことではなくて、彼の元々の性分というか、習性というか、気質とも言えるのかもしれないのですが

「プレゼント好き」なんですよ。

 

なので、私に対してだけでなく、誰に対しても、やたらものを贈るんです。

そして相手から感謝される、と。

 

この、ありがたい以外の何者でもない夫の行動が、

数年前の私のとっては、夫との関係が険悪だった時代の私には

嫌味としか思えなかったんです

(今思うと、ほんと自分の性格が嫌になりますね)

 

私は割と大雑把で、よく言えば朗らか、悪く言えばガサツな人間です。

そして、かなり飽きっぽいので、いわゆる「お付き合い」というものに対して苦手意識があるのです。

ま、忘れちゃうんですよ、要するに。

 

季節の挨拶、誕生日、記念日…覚えてられない

なので、いただいたご恩は即座にお返しするようには心がけてるんだけど、いわゆる「お付き合い」ができないんですね。

だから、その「お付き合い」が得意な夫が我が家では担ってくれているわけですが、ほら、なんとなくそういうのって、妻がやるべき、みたいな感じもして。

変なプライドから、出来もしないくせして忘れてたくせして、それをフォローして代わりにやってくれた夫に対して「私ができてないからって、当てつけにやりやがって」くらいに思ってたんですよ。

ほんと、今思うと性格悪すぎるんですけど。

 

やっぱりその頃って、自分のできていないことにばかりフォーカスしてたし、妻とはこうあるべき、みたいな変な完璧主義も相まって、ひとりで勝手にコンプレックス抱いて自己卑下してたんですよね。要するに、心に余裕が全くない状態だったんです。

夫は、そんな私を責めるわけでもなく、ただ淡々と自分の、というか私たち夫婦の義理を果たしてくれてたわけです。

そこに気づけていなかった。

 

心にゆとりがない、っていうのは不幸なことです。

人の良い行いさえも悪として捉えてしまうわけですから。

そしてそこから関係性は悪化の一途を辿るんですね。

 

私の場合は、最悪の状態から抜け出すきっかけを、あるセッションでもらいました。

当時はzoomがなかったので、Skypeだったかな。

 

そのかたは私に

「ダンナのために別れてやりな。あんたみたいなクソ女よりも、ダンナを幸せにしてくれる女はいくらでもいる」

と言ったのです。

 

その時私は、

「いやだ、取られたくない」

と思ったんですね。

 

そこから少しずつ、夫にたいする思いは変化し、今ではだいぶ仲良しだと思います。

 

愛されるばかりが能じゃないだろう

B’zのHOMEという曲の歌詞ですが、当時の私、これを聞いて改心しました。

 

自分ではどうにも抜け出せない、もやもやした気持ちって、第三者からの意見をもらうことで、最も簡単に解決しちゃうこともあるんです。

 

今もしあなたが、他人の好意を素直に受け止められずに捻くれているのだとしたら、全く関係のない人に話を聞いてもらうってのも、オススメですよ。