自然の力を味方につけることで、無理なく運気を上げることができます。
ぜひ、春分のエネルギーをあなたの暮らしに取り入れてみてくださいね。
質問や感想も、お待ちしています。
「暑さ寒さも彼岸まで」っていうじゃない。
ようやく暖かくなってくるのかしら。
桜が咲く頃って、まだまだ寒いイメージがありますよね。あとひと月くらいは肌寒い日があるような…
でもさ、GWになると半袖だよな
春はなくなった、ってことなのか?
確かに!近年ではすっかり春が短くなったように感じますね。
貴重な春の時期を存分に楽しむためにも、今回のお話を参考にしてみてくださいね。
それでは、今回の書き起こしです。
感想もお待ちしてます。
「春分の過ごし方」についてお話しします。最後までお付き合いよろしくお願いします。
今年の春分が3月20日、この日の暦は癸未(きすいヒツジ・みずのとヒツジ)ですね。
この癸未という運気が、次の夏至まで続くと言うことになります。墓(ぼ・アンティーク)というエネルギーで、古いものを大切にすることで運気アップに繋げられます。温故知新をテーマに、物事を探究していくと良いですよ。
昔の人は、春分の頃をさらに三分割して季節を表しています。
・初候:雀始巣(すずめはじめてすくう)→は雀スズメが巣を作り始める頃で、3月20日から24日ごろ
・次候:桜始開(さくらはじめてひらく)→3月25日から29日ごろ、日本列島で南から順に桜が開花してくる時期
・末候:雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)→ 3月20日から4月3日ごろ、春の雨を呼ぶ雷が遠くで鳴り始める頃で、この頃は大気が不安定になるので、季節外れの雪や雹が降ることもあります。
と言うね。春分の頃になるわけですが、続いてこの時期の過ごし方についてお話しします。
春分っていうのは、日本人にとって非常になじみ深い暦でもあります。聞き覚えは皆さんあると思います。
例えば「お彼岸」知ってますよね。この彼岸の中日が、春分に当たるということですね。
春分の前後3日間をお彼岸と呼び、我々日本人はこの時期に墓参りをすると言う習慣がありますね。
お墓参りをすることで、ご先祖様にご挨拶と感謝をするという。信心深い日本人の独特の習慣です。
ここで、彼岸と言うとね、もち米をあんこで包んだあの食べ物が出てくるわけですが、この名称なんと呼んでますか?
実はこれちゃんと呼び分けがあって、春は「ぼたもち」秋は「おはぎ」です。それぞれの時期に咲く花にちなんだ名前なのですが、実はそれだけじゃない特徴がそれぞれにあって、
ぼたもちはこしあん、おはぎは粒あんなんです。
秋は小豆が取れてすぐだから、そのまま皮ごと食べられるということで粒あんだそうです。今の時期は、こし餡のぼたもちですね。ぜひ召し上がってみてください。
そしてこの時期、いよいよ春が本格的になってくるので、お花がね、町中に溢れ返る時期でもあります。
特に淡い色のお花が目立つんじゃないかなと思うんですが、ぜひお部屋にお花を1輪迎えてあげて下さい。
特にこれっていうのはないんですけれども、お花屋さんで気になったお花を迎えるのが1番いいんですが、それでも何を買ったらいいかわからないときには「スイートピー」をお勧めします。
なんでスイートピーなのかというと、スイートピーのお花思い浮かべてもらうと、花びらが蝶々みたいなんですね。
あの蝶のような花びらが妖精を連想させてくれるわけです。なので、スイートピーをお部屋に飾ることで、あなたのお部屋に妖精を呼ぶことができるということですね。
で、スイートピーはちゃんと手をかけてあげることで長持ちします。2週間ぐらい楽しめるの。
ポイントは毎日の水替え。花瓶のお水は少なめでいいです。お水が少ない代わりに毎日取り替える。
スイートピーの茎って、ストローみたいに真ん中が空洞なんですね。なので目一杯お水につけてしまうと腐っちゃうんです。水に浸かってる部分は少なくし、毎日ちょっとずつ茎をカットしていくことで長持ちします。
切る時は、切り口を斜めじゃなくて、まっすぐカットすると、傷みにくく2週間位ね、楽しめますのでお試しください。
あと、色ね。聖子ちゃんが歌っていた「赤いスイートピー」これでもいいんですけれども、実は赤いスイートピーって新種なんですね。なのでお花にある固有の色別の花言葉が、赤いスイートピーにはないんですよ。
スイートピーで花言葉が存在すのは4色です。
・白:ほのかな喜び
・ピンク:繊細、優美
・黄色:分別、判断力
・紫:永遠の喜び
この4つからね、今、あなたが欲しいものを選んでも楽しいかな、と思います。
続いて、春分の時期にオススメの食べ物です。
この時期に旬を迎える食べ物は、つくし、ホタテ貝、はまぐり、はっさく、桜鯛、ふき、ふきのとう
春はやはり、苦味のある山菜が主流になっていますね。
この苦味が薬膳的に、イライラや不安を和らげてリラックスさせてくれる、という効果があります。
いよいよ新年度に向けて、環境の変化やストレス体制をつけたい時期となりますので、そういった意味でも苦味のある食べ物が旬を迎えると言うのは、自然の恵みといえます。
ちなみに、苦味のある野菜は天ぷらなど揚げ物にすると、苦味が和らいで食べやすいです。
桜鯛は、春の真鯛はピンク色なので、こう呼ばれています。食べ方としては塩焼き煮付けがオススメです。
今回は、春分の過ごし方についてお話ししました。
自然の力を味方につけることで、無理なく運気を上げることができます。ぜひ、この春分のエネルギーをあなたの暮らしに取り入れてみてください。
参考にしていただけるとうれしいです。
質問や感想などもお気軽にお待ちしてます。