財布は二つ以上持つべし!

※この記事は2015年10月に
アメーバブログに投稿したものを再編集しています。
月に一度の恒例行事、
父の様子見で実家に来ています。
今日は夕食を食べに、父と二人で
なじみのお寿司屋さんに行ってきました。
街道沿いにある、

いつものお寿司屋さん。

入り口に、いつもは停まっていない
マイクロバスが停まっています。
イヤな予感がしながらも、
もうお寿司の気分になってるし、
他のお店に行くのも面倒だったので、
そのまま入って行きました。
すると予想通り、店のご主人から
「混んじゃっててね、料理出すまでに
1時間待ってもらうようになります」
と。
まあ、いいよね。
と、父と二人で納得し、
カウンターで『ながらみ』だけをつまみに
呑んで待つことにしました。
いつもカウンターの中にいるご主人が、
今日は接客をしている。
カウンターの中に板さんがひとりと、
奥の厨房にもうひとり。
あれ?
いつも接客している
おばちゃんと若い子がいない。
「この忙しい時に、どうしたんだい?」
と尋ねたところ、
「ストライキをされている」
とのこと。
「もっと店員増やしなよ〜」
と、父と話していると、
「実はうち、店やらなくても儲かってるんです」
という、
ご主人からのカミンングアウトが。
がぜん、
興味わくじゃないですか!
もともと、その店は
回転ずし店だったんです。
回転ずしといっても、
チェーン店のおすしとは比にならない美味しさ。
しかも、
酒の肴になるような一品料理も
豊富なんですよね。
いつからか
回転しないお寿司やさんになっていたのには、
理由があったのです。
なんと、
仕出しをメインに
切り替えていたんですね。
田舎のお寿司屋さんですから、
来店数は限られています。
でも、へんな話、
お亡くなりになる方はある程度います。
そこで、
葬儀の際の仕出し料理を
提供するようになり、
今では
店舗の売り上げを追い越し、
仕出しの売り上げが
メインになっているそうです。
ご主人はあからさまに
こう言いました。
「店、やらなくてもいいんですよね〜、うち。」
って。
でも、
私たちのように常連の客がいるから、
開店してくれているんですって。
このお寿司屋さんのように、
ビジネスをしていく上で、

どこにいるお客さまに照準を当てるのか

って、
ものすごく大切なことですよね。
お店に食べに来るお客なのか、
葬儀を出す施主がお客なのか、
どちらも同じ
『料理を提供する』というサービスなのに
2つのビジネスが生まれているわけですよね。

ビジネスが2つあるということは、収入源が2つあるということ。

これは、
両方上手く行っている時は良い
のはもちろんですが、
ひとつが景気が悪い時でも、
景気の良い方を伸ばせば
収入を作り出せる
という利点があります。
つまりこれが、『財布を二つ持つ』ということ。
初心者がいきなり
複数のビジネスを始めるのは
オススメできませんが、
あなたがもうすでに、
軌道に乗っているビジネスを持っているのなら、
もうひとつ、
興味のあることを始めてみても
良いかもしれませんね。
さくらもいろいろなことに興味があるので、
これからの展開が楽しみです。
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