夢のカンちがい
私はこれまで
たくさんの方たちの
『夢』の話を聞いてきました。
そしたらね
以前の私も含めて
多くの人が陥っている「カンちがい」に
気づいたんです。
それは
「叶えようがない夢」を
抱いているということです。
これだけ言うと
ピンとこないかもしれませんが
『私の』夢なのに
『私じゃない』他人まで巻き込んでいる夢を
抱いていることが多々あるんです。
もちろん、
壮大な夢は抱いていい
と、思っています。
世界平和とか
すべての子どもたちが
未来に希望を持っている世の中を作りたい
とかは
私も抱いている夢の一つでもあります。
でもそれは、
私一人の夢ではなく、
同じ思いを持つ方たちと
力を合わせてようやく
叶えられる夢だ、ということ。
ここまで漠然とした夢だと
「そりゃあそうでしょ」
って、
理解できると思うんですけどね。
あなたの中にもきっと
・誰かを助けたい
・人の役に立ちたい
・ボランティアをしたい
といった思いは
あるんじゃないでしょうか？
この思いは
とても大切な思いです。
でもそれを
あなたの『夢』と
思ってしまうのは、
とても危険なんです。
「夢」って？「理想」って？
そもそも、
あなたにとっての
「夢」ってなんでしょう？
私が思う「夢」とは
止められてもやめられない、
行動のモチベーションとなるもの。
考えるだけでニヤニヤして
胸がはずんでくるものです。
夢をかなえるため、
理想の生活を手に入れるための
毎日が
楽しくて仕方がなくなる。
だから
夢や理想を抱くことは
生きる活力となるんですね。
そもそも自分の生きる活力となるものが
「夢」なんですから
「人助け」が夢だというのは無理があります。
ある、大きな組織で
地域の開発をお手伝いに行った
ボランティアの方の話です。
現地の発展のためという
「夢」を抱いていったその方。
たしかに
現地の方たちからは頼りにされ、
とてもやりがいのある活動だった
と言っています。
ただ、中には
支援を受ける側特有の
依存心丸出しの言動が
見られたそうです。
ボランティアというのは
大きな母体が運営する
イメージ戦略に他なりません。
そこには
莫大な予算が設けられていますから
現地の方たちの中には
「キミは何を買ってくれるんだい？」
という態度で
接してくる人もいるのだそうです。
このように
こちらが夢を抱いて
「人助け」をしていると
受け取り手側は
「もらう」ことに依存してしまい
ときに
助けにならないこともあるんです。
そして、
そもそもボランティアは
豊かで有り余っている人や団体が
できることだと
認識した方がいいと思います。
（さくら個人の意見です）
夢にも段階がある
では、
今のあなたがワクワクする夢って
どんなものでしょうか？
世界から戦争がなくなることを
リアルに思い浮かべてみてください。
ワクワクしますか？
そのために
明日の朝、
いつもより１時間早起きしよう
という気になれますか？
私は、なれません。
どこか他人事で、
「そりゃあ、
戦争がなくなったらいいよねー」
とは思うけれど、
私の早起きと世界平和を
結びつけることができません。
じゃあ、
自分のビジネスの収入を１００万円にしたい
という夢だったら、
どうでしょう？
１時間早起きすることで
・いつも読みきれなかったメールレクチャーに取り組んだり
・お客様へのフォロー企画を考えたり
・ブログやメルマガの記事を書き溜めたり
・ひとり会議でビジネス設計を見直ししたり
・
・
・
できることは
たくさん思いつきますよね！
そして
リアルに思い浮かべることができて、
行動が伴ってくる夢というのは
実現可能な夢なんです。
だから、人それぞれ
その人の状況によって
夢にもサイズ感があるんだと
思うのですよ。
まずは自分の夢を
〜そこに他人はいなくていい〜
あなた自身がワクワクする夢は、
どんなものですか？
もし旅行に行きたかったら、
具体的に書き出してみましょう。
どこに、何泊で行きますか？
誰と行き、
そこで、なにをしますか？
そしたら次は
叶える前提で掘り下げます。
それにはいくらかかりますか？
その日程をどのように確保しますか？
そのお金はどこで調達しますか？
この時点で、
案外すぐに叶えられそうなことを
夢としてあげていることに
気づくのではないでしょうか？
ちょっと無理すれば叶う夢。
まずは、
それを叶えてみる。
すると、
次の段階の夢が
見えてきますよ。
そして、
「ちょっと無理すれば叶う夢」
だったものが
いつの間にか
「当たり前にできること」になります。
私はそうして、
夢を一つずつ叶えてきました。
他人を巻き込もうとする夢は
叶えにくいです。
なぜなら
他人をコントロールすることは
不可能だから。
ましてや
自分の夢を
子どもに押し付けるのは
最悪ですよ。
子どもは
あなたじゃありません。
『私』が
「もっと勉強しておけば」と思ったから
子どもに
「勉強しなさい」と言っているとしたら
『私』が
勉強すればいい。
今から
大学にでも入ればいいんですよ。
ちょっと毒が出てきました(^_^;)
「勉強しなさい」という親の多くが
他人任せ（学校や塾など）にしている現状を見て
とても残念に思えるんです。
私は、
もう学校の勉強をしたくないので
子どもにも
「勉強しろ」とは言いません。
私が勉強したいのは
ビジネスだったり、
コミュニケーションだったり
実践を伴うこと。
たくさん学んで
センスのいい大人として
生きていきたいですね〜♪
《サクラサクしつもん》
あなた自身がワクワクする夢は、
なんですか？
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