突然ですが!
 

あなたの持つ
一般的な日本人のイメージって?

 
 
 
 
おとなしいとか、
消極的とか、
受け身とか…
 
 
欧米人に遠慮して、
どこか控えめな存在
のような気がしませんか。
 
 
そこには、
私たちが
生まれながらにして身につけている

日本人ならではの
強力な武器となりうる
ひとつの特徴があるんです。
 
 
 
 
それは…
 
 
 
「空気を読む」
 
 
へっ?

「そんなこと?」
って思ったあなた。
 
やりますね〜

即戦力です。
(何のだよ、
ってのは、このあと語ります)
 
 
 
「いやいや、
私、空気読めないし」
って思ったあなた。
 
うんうん、
わかりますよ〜。
 
私もよく
「天然」って言われたり、
思いついたことを
すぐ口に出して
場が凍りついたりしますから。
 
 
 
 
 
でもね、
こんな時、あなたなら
どうしますか?
 
 
 
エアコンが付いていない時期の
通勤電車の中。
 
 
あなたは
ラッキーなことに
座れました。
 
 
どんどん人が乗ってきて
車内の気温が上昇します。
 
 
あなたの目の前に立つ人も、
その奥に立つ人も
皆汗だくです。
 
 
エアコンが
オンされる気配はなし。
 
 
あなたのすぐ後ろには
窓があります。
 
 
 
そしたら、
窓、開けますよね。
 
 
窓から一番近いところに
いるものの使命として、

車内の
「なんでエアコンつけないんだよ」
という空気を察して
行動するわけです。
 
 
だからやっぱり、
あなたも空気が読めるんです。
 
 
 
そして、
「窓を開けてください」
なんて言ってないのに、
窓を開けてもらえる。
 
 
この、
「空気を読む」感覚こそが
外国人には

「魔法」
に見えるんです。
 
 
 
 
 
だから、日本人は
み〜んな魔法使い!
 
 
得意な魔法は
人それぞれ違うのですが、

得意魔法がわかっちゃうと、
コミュニケーション能力が
かなりパワーアップします。
 
※怪しくなってきたので
補足しますが、

ここでいう魔法とは、
死んだ人を蘇らせるとか、
誰かを呪うとかいう
類いのものではありませんので。
 
あくまでも
もともと私たちが持っている素質を
うまく活用することで、
コミュニケーションがうまくいく
ということです。
(詳しくは続編記事で)
 
 IrxyN7h6fZAU3ka1461331274_1461331506
 
 
 
今日は、
私たちのもつ
「空気を読む」
という魔法の

上手な使い方を
お教えしましょう。
 
 
 
さきほどのたとえ話で
(満員電車で窓を開ける)
あなたが
立っている乗客だったら。
 
 
 
すごく暑いし、
なんか臭うし、
空気入れ換えたいんですよ。
 
でも、
窓までが遠い…
 
「窓、開けてくださ〜い」
っていうのは勇気がいる。
 
 
そんな時、
ハンカチで汗を拭いたり、
ちょっと顔をあおいだり
 となりにいる友人と
「暑いね」って話すことはできますよね。
 
 
 
すると、
窓の近くの人が
空気を読んで、
窓を開けてくれるんですね〜。
 
 
 
 
この魔法、
『婉曲表現』
という手法を使っています。
 
 
婉曲表現は、
このように同じ空間にいる場を
操作できるだけでなく、

「根回し」という形で
その空間にいなくても
場の空気を操作することができます。
 
 
 
 
例えば、こんな風に。
 
 
 
あなたは
サークルのリーダーです。
 
みんなでイベントを成功させるという、
ミッションがあります。
 
 
しかし、
グループの中に
いつも無駄口ばかりで
足を引っ張る人(Aさん)がいます。
 
 
なんとか、
Aさんに働いてもらいたい。
 
そうすれば、
グループ全体の士気が上がる。
 
 
そんな時は、
根回しです。
 
 
 
だいたい、
おしゃべりな人というのは
取り巻きがいますので、
その取り巻きの人たちに
言うのです。
 
「Aさんって、
影響力があるタイプだよね。
いざという時に頼りになりそう。」
 
すると、
自然にAさんに伝わります。
 
 
そして、
イベントの中の一つの部門を
Aさんに任せてしまうのです。
 
 
おしゃべりなので、
仕切るのも好きです。
 
Aさんは、
水を得た魚のように、
見事に働いてくれます。
 
 
すると、
グループ全体も空気が良くなり

気持ち良くイベントに臨める
というわけです。
 
 
 
 
 
こういう
根回し的なことって、

私たちは
無意識のうちにやってるんですよね。
 
 
 
無意識だったことを
意識的に行うことで、
自分の思う通りに
場を調整できるとしたら?
 
やらない手は
ないんじゃないでしょうか。
 
 
 
 
そのために必要なこと
 
それは、
「神の視点」です。
 
 
 
これは、ちょっとだけ
コツが必要です。
 
 
『神の視点を持つ』
ということは、

『場の空気を意識する』
ということです。
 
 
 
ふだん、私たちは
自分の目で見たものを
認識しています。
 
 
目の前の人が何を話し、
どんな行動をとったのか
を意識します。
 
 
 
神の視点で見るときは、
頭の上の方から、
その場全体を見渡すようなイメージで
俯瞰して見るということです。
 
 
そうして
俯瞰して見ることで、

相手の言動の意図が読めたり、
自分がいまどんな行動をすれば
空気が良くなるのか
わかるようになるのです。
 
 
 
このように、
「空気を読む」
魔法を自在に使いこなし、
あなたも
『コミュニケーションの達人』
を目指しませんか。