パートナーシップとは
パートナーシップ
という言葉を聞いた時、
どんなイメージが思い浮かびますか?
夫婦や恋人、を
イメージしたのではないでしょうか。
あるいは
お仕事におけるビジネスパートナーとの
関係性をイメージしたかもしれませんね。
いずれにせよ
「パートナー」という言葉は、
1対1で相手と向き合う
という、親密な関係を
連想させます。
社会との関わり
私たちが文明的な生活をする上で
避けられないのが「社会との関わり」です。
それはある意味、
人付き合いを意味する
といっても過言ではありません。
私が思う、社会の
一番小さな「ユニット」は
「家族」であり、
それは
一組のパートナーシップを起点に
構成されているのです。
ですから
この起点となるパートナーシップを
命をかけて磨き続けることが
私たちに幸せをもたらしてくれるのです。
自分と向き合うこと
ところが
一番身近で一番簡単そうな
夫とのパートナーシップが
案外難しい、というのは
あなたもすでに
ご存知でしょう。
なぜなら
パートナーシップを磨くには
自分自身と向き合い、
良い面も悪い面もひっくるめて
相手にさらけ出し
認め合う必要があるからです。
私たちは
相手から嫌われるのを恐れたり
相手の嫌な部分を認めたくなかったりして
自分で殻に閉じこもろうとします。
でも実は、その殻
スケルトンだったりします。
隠してるつもりが全部丸見えで
全て見透かされている
というのが、
パートナーシップにおいては
よくあることなんです。
パートナーシップの磨き方
じゃあ、
その殻を破りやすくする
ポイントについて
お話しましょう。
擬人化、という言葉を
ご存知ですか?
ペットやぬいぐるみを人として扱ったり
ディズニー映画「美女と野獣」の中で
燭台や時計食器が踊りだす、なんていう
アレです。
擬人化という概念をうまく使って
パートナーシップを磨くと
とてもスムーズになるんです。
説明しますね。
まず、
相手との関係性を擬人化します。
*パートナーシップなので「Pちゃん」とでも
名づけましょう。
あなたと相手の間には
つねにPちゃんがいます。
関係性が良好であれば、Pちゃんは元気だし
関係性が険悪であれば、Pちゃんは元気がありません。
あなたがするのは
Pちゃんを元気にしてあげること。
Pちゃんが疲れていたら
休ませてあげる
Pちゃんが悲しい顔をしていたら
何があったのかきちんと話を聞いてあげる
Pちゃんが喜んでいる時には
あなたも一緒に喜ぶ
お気づきですか?
Pちゃんを元気にするためには
実は相手をどうにかする必要なんて
ほとんどないんですよ。
自分ととことん向き合って
あり方接し方を変えていくことで
パートナーシップは磨かれていくのです。
夫(妻)との関係
最難関であり、
一番容易でもあります。
パートナーシップのPちゃんの
表情が、一番めまぐるしく
変わるところです。
すべては
あなた次第。
帰る場所があって
そこで顔を合わせる夫婦であれば、必ず
パートナーシップは磨くことができます。
男性には支配欲がありますから
甘えてあげることが大切です。
奥さんが甘えられる状況を作ること
を、心がけると良いですね。
そして
男女の最大の違いである
会話について、ですが
これは
夫に求めないのが良いと
私は判断しました。
男性が意気揚々と話す話題は
たいていの場合、女にとって退屈です。
同じように
女性が話したい井戸端的な話は
男性にとって苦痛です。
友人や娘、母親と
おしゃべりは楽しみましょう。
こう書くと
夫婦の会話はしなくて良いのか
と、勘違いされるかもしれません。
会話をしなくて良いのではなく
あなたが期待している返答は
してもらえないことを承知の上で
会話をすることが大切、ということです。
家族との関係
子どもは
私たちの持ち物ではありません。
思い通りにならないのが当たり前です。
親から見て不本意な行動を取った時には
その意図を確かめ
子どもの思いを受け止めましょう。
その上で
親の思いを伝えると
徐々に心を開いてくれます。
そして
これ、すごく大切なポイントですが
母親が感じる、子どもに対する直感は
9割以上、当たっています。
信じて見守る、が
良いですね。
両親への感謝は、行動で示しましょう。
面倒だけど、お金も時間もかかるけど
顔を見せるだけで
親は喜びます。
そして、親は
自身の死にゆく姿を見せることで
私たちに「無償の愛の力強さ」を
教えてくれます。
この愛のバトンを
受け取ることが
最高の親孝行です。
友人や仕事仲間との関係
気づいたら仲良くなっていた
なんていうパートナーシップが
築けるのが、この人たちです。
私たち自身で
誰と付き合うのか、を
選べるからです。
わりとPちゃんの表情も
にこやかなことが多いと思いますが、
Pちゃんを気にするあまり
自分の感情を無視しないように
気をつけましょう。
友達だから、とか
先輩だから、とか
意味のわからない理由で
理不尽なことをされた時には
「嫌な気分だ」と
伝えること。
それができない関係だとしたら
良好なパートナーシップは
築けないので、
離れたほうが良いです。
お客様との関係
お客様は神様
ではありません。
良好なパートナーシップを築けるお客様は
お友達になることもありますし、
いずれあなたの
ビジネスパートナーとなる可能性もあるのです。
だからこそ
お金を払ってくれるから、と
誰にでも良い顔をするのではなく
お客様を選んでお付き合いをする
ということも、
スモールビジネスをする上では
大切なあり方です。
ぜひ、素敵なご縁を育める場を
持ちたいですね。
最後に…
パートナーシップというものを
意識するだけで
私たちの人生は、輝きを増します。
と、同時に
幸せを作り出すことも可能なのです。
ぜひ、あなたも
周りの方とのパートナーシップ
磨いてくださいね。
参考文献:
本田健さんの
パートナーシップについてのレポートが
とてもわかりやすいので
ぜひ、ご一読ください。
http://www.aiueoffice.com/partner_report.pdf