さくら
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さくら
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私がモデルハウスでのお仕事で感じた壁と、それを乗り越えた極意についてお話しします。

元々おうちが大好きで、間取り図を見たりインテリアショップが大好きだった私なので、モデルハウスは夢のような職場です。

そして、その大好きなモデルハウスを、たくさんの人に見てもらうためのイベント集客が、当時の私のお仕事でした。

行ったことありますか?モデルハウス。

インテリアが好きな人にとっては、夢のような空間ですよ。もれなく私なんてイチコロです。

なので、そのイベント集客のお仕事にどハマりしたわけです。

そして、そんなどハマりしている私なので、出勤するだけで楽しいんですね。

楽しくお仕事していると、お客さまも寄ってきてくれるので、成果も上々。ってことで周りからの評価も高く、指名していただけるようになりました。

一方で、私とは全く違う魅力を持つ、素晴らしいスタッフの方(Aさん)がいます。

Aさんのプロ意識はものすごくて、実力はもとより責任感と営業力も相まって、私とは違う形で評価をされている方です。

同業者なので、よく比較されました。

露骨に、「Aさんみたいにやってほしい」と言われたこともあります。

なるほど、そうか。

私は楽しさを売りにお客様を引き寄せていたけれど、Aさんのように戦略的に仕事ができる人の方が、会社としては欲しているのかもしれない。

そう思って、Aさんとの対話の中からヒントを得て、チャレンジしてみたんです。

でもね、私はAさんじゃないんです。

真似をしても、うまくいきませんでした…ていうか、真似できませんでした。

やはり人間には、キャラというものがあります。

私のキャラではないAさんぽい人になろうとすると、私らしさが消えてしまって魅力がなくなります。

結果、どうでもいい人にしかなれません。

なので、私は早々にAさんの真似をするのをやめて、私の魅力をわかってくれるところでお仕事をするようにしたのです。

その結果、イベント集客だけでなく、様々な部署からご指名をいただけるようになり、その仕事だけでも収入が3倍くらいになったのです。十分でした。

この結果は、間違いなく、シャンパンタワーの法則。

私の楽しさが溢れて、シャンパンタワーのように広がっていったことで、職場だけでなくお客さままで喜んでいただけた証だと思っています。

実力のある人をモデリングするのは大切ですが、丸パクではダメだし、ていうか丸パクなんて無理なんだよ、というお話でした。