
2025年の冬土用は
1/17(金)〜2/2(日)です。
土いじりができる間日は
寅・卯・巳の日ですよ!

今年でいうと
1/21(火)、22(水)、24(金)、2/2(日)
だな。


それでは、今回の書き起こしです。
感想もお待ちしてます。
土用って言うとね、
「夏の土用」を思い出す方が多いと思います。 ウナギを食べるあの習慣ですね。
その土用についてのお話なんです。
日本には四季がありますよね。春夏秋冬。
その四季の移り変わりのタイミングっていうのが、「土用」なんですよ。
そして今まさに、冬の終わりの時期に差し掛かってるんですね。
土用が明けると今度「立春」といって、暦の上での春が始まるんです。
その春に向けての冬から春に移り変わるこの季節を「土用」と言います。
これはね、古くからある「五行思想」に基づいているんですけれども、五行思想のお話しすると長くなっちゃうと思うので、それはまた別のコンテンツでお届けしたいと思います。
今回は、具体的に土用に何をしたらいいのか、何をしちゃいけないのか、って話を中心にお話ししますね。
まず土用というのは土の神様が世界を司るわけですね。
なので土の神様がいる「土」に関するところをいじってはいけない。
土の神様を怒らせてはいけないっていうことなんです。
ですので土用の期間にやってはいけないことは、
土いじり、あと建築関係、それに伴って引っ越しとかもあまり良くないと言われています。
そして土台固めということで、新しく何かを始めるみたいなことも避けた方がいいです。
ただ、例えば建築関係なんて、土用の期間だいたい3週間弱あるわけですよ、その期間に何もできないっていうのも不便極まりないじゃないですか。
なので例外の特定日というのを設けています。
この特定日を「間日」と言うんですね。
間日になると、土の神様が地上に上がってきていますので、土いじりやってOKになっています。
じゃあその間日がいつなのか、と言いますと、冬土用の間日は「寅」「卯」「巳」です。
※今年の間日は、1/21(火)、22(水)、24(金)、2/2(日)です。
さて次は、土用にどんなことをやったらいいのか、っていうお話ししていきます。
最初に言った通り、土用というのは季節の変わり目です。
なので、体のメンテナンスをぜひ行ってほしいんです。
新しい季節に向かって、今体の中に溜まっている邪気を落として、コンディションを整えていきましょう。
さらには、恵方参りです。
毎年、節分のタイミングで発表されますよね。その恵方にお参りするのもおすすめです。
あとは、空気の入れ替えですね。
冬はとかく寒いので、窓は閉め切って暖房つけてっていうご家庭が多いと思います。
ですが、朝のすがすがしい時間帯に、 5分でも10分でもいいので窓を開けて、部屋の中の空気を入れ替えてあげてください。
そうするとね、お部屋の中に溜まっていた邪気も一緒に外に出されますので、すっきりすると思います。
そして、土用のタイミングで食べるといい食べ物というのがあります。
例えば夏は、土用丑の日にうなぎを食べるじゃないですか。
これがまさに土用のおすすめの食べ方なんですけど、夏土用は「丑」の日に「うなぎ」なんです。
これもね、十二支考えていただくとすごくわかりやすいんだけど、夏土用っていうのは「未」の月なんですよ。「未」なので、真逆にあるのが「丑」です。
夏の熱いエネルギーを冬の「丑」のエネルギーで中和する、という効果を期待して、「丑」の日に「う」のつくうなぎを食べるんですね。
じゃあ、冬土用は何を食べたらいいのか?っていうと、真逆をやればいいんです。
冬土用は「丑」の月。 なので、真逆にある「未」の日に「ひ」のつく食べ物を食べればいいんですね。
「ひ」のつく食べ物、どんなものが思い浮かぶでしょうか。
ヒラメとかね、ヒラマサとか、なんかお魚ばっかり浮かんじゃいましたけれども、ヒラタケなんかもあるかな。
そんな「ひ」のつく食べ物を「未」の日に食べるのがおすすめです。
あとは、春夏秋冬を「色」で考えてみたときに、冬の真逆にある夏の色を取り入れる、っていうのもおすすめです。
じゃあ夏はどんな色なのかというと「赤」です。
なので、赤い食べ物、トマトとかパプリカとかリンゴとかね、リンゴなんて今ね、美味しいですよね。
そういったものも食べるのがおすすめですね。
というわけで、今回は冬土用の過ごし方についてお話ししてみました。
やってはいけないNGは土に関わることです。
NGの行動を許される特定日、間日は冬土用に関しては、寅・卯・巳の日です。
今年の間日は、1/21(火)、22(水)、24(金)、2/2(日)です。
そしておすすめの過ごし方は、体のメンテナンス、恵方参り、空気の入れ替えでしたね。
食べると良い食べ物は、「未」の日に「ひ」のつく食べ物、もしくは赤い食べ物、ぜひ取り入れてみてください。
それでは最後まで聞いていただきありがとうございました。